2014年11月24日 09:00
「3年も働きません!」 (6) 大手金融機関を離れた20代男性(後) - 3年で辞めても、みんな頑張っている
今回、インタビューを依頼したのは20代男性。Twitterのアカウント名を「中村しゃん」といいます。彼のつぶやきではファッションなどが話題にあがり、現時点(2014年11月)で2,800人弱のフォロワーがいます。
たびたび盛り上がりを見せるのが『転職』にまつわるつぶやきです。彼は新卒で大手金融機関の内定をとって社会人となりますが、3年足らずで辞職します。その後、転職活動を経て、現在は大手IT企業に在籍しています。
抜群に離職率が高いと言われながらも、就活生の人気業界であり続ける『金融業界』。彼が合わなかったのはなぜなのか、お話を伺います。
○「詰められる」ことについて
――働いてみてびっくりすることは多いですね。結果について何か言われることはありますか?
ありました。自分が詰められることもあり、周りでも誰かしら詰められてる人がいました。数字に対する罵声が多くて、具体的なアドバイスもなく「気合いが足りねえからできねえんだ」とかいう根性論がまかり通っていました。結構慣れちゃうものですけどね(笑)。
――どれくらいの期間で転職したのでしょうか
入社してから3年も経っていなかったので、枠としては第二新卒という感じになります。