くらし情報『冬場の食中毒を招くノロウイルスの特徴とは - 10個のウイルスで感染も』

2014年12月10日 09:00

冬場の食中毒を招くノロウイルスの特徴とは - 10個のウイルスで感染も

冬場の食中毒を招くノロウイルスの特徴とは - 10個のウイルスで感染も
嘔吐(おうと)や下痢などのつらい症状が現れるノロウイルス。寒い冬の季節になるとよく耳にするウイルスのひとつだが、どのような特徴があるのだろうか。ライオンのヘルスケアマイスター・山岸理恵子さんに話を伺った。

○ノロウイルスの発生時期は

近年、ニュースに取り上げられることも多いノロウイルスだが、感染しやすい時期や流行時期はあるのだろうか。

「ノロウイルスは、2002年に命名されたウイルスで、それまで一般の人にとっては、単に『おなかの風邪』として認識されることが多かったようです。1年を通じて発生していますが、秋ごろから感染報告が多くなり11月~1月ごろがピークとなります。ノロウイルスは自然界での抵抗力が強く、空気中で長く生きることができます。気温が低くなるとさらに長く生存できるようになるため、冬場に感染した患者が多くなります」。


自然界での抵抗力の強さからか、ノロウイルスは集団食中毒の原因となることも多い。気温が低くなってきた時期が、感染に注意したい季節となる。

○10~100個のウイルスで感染

では、ノロウイルスにはどのような特徴があるのだろうか。

「ノロウイルスはウイルスの中でも比較的小さく、空気中に浮遊しやすいです。

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