PEZYとExaScaler、理研に2PFlops級の液浸冷却スパコン「Shoubu」を設置
今回の契約はメニーコアプロセッサと液浸冷却システムを用いて、理研のシステムで実際に稼働しているアプリケーションの性能評価とシステムの設置・運用における課題を明確化し、今後のスーパーコンピューティング環境に向けての知見を深めることを目的に交わされたもの。ShoubuはExaScalerの最新世代となる液浸冷却システム「ExaScaler-1.4」を内蔵した5台の液浸槽から構成されており、理論演算性能は2PFlops級としている。
なお、理研では6月末より、一部試験稼働を開始する予定としているほか、ExaScalerとPEZYでは、理研との共同研究の成果を反映する形で、半年ごとに仕様を更新していく予定としている。