2015年7月30日 07:30
エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (327) 27時間テレビの前に自爆していたテレビ局とコンテンツ0.2
○テレビコンテンツはまだ終わったわけではない
先週末に放映された27時間テレビ。そのポスターがネット界隈で、わずかながらに話題になっていました。特撮ヒーロー風の扮装をした、司会を務めるナインティナイン岡村隆史の横に、「テレビの時代はもう終わり?」と、添えられたキャッチコピーに対して「テレビではなくフジテレビがな」とつっこまれていたのです。総力をかける番組に対して「わずかながら」にしか、話題にならないところに、今のフジテレビの置かれた状況が見て取れます。
しかし、このキャッチコピーはある面で的を射ています。その結論は「ネットの普及」にありますが、YouTubeやSNSに視聴者が奪われているというステレオタイプの、「テレビオワコン説(オワコン=終わったコンテンツ)」ではありません。
日本の「テレビコンテンツ」が、そもそも「0.2」だったということです。つまり「1.0」に進化することができれば、まだまだ「テレビの時代」が続く可能性もあると見ています。
○ネットを嘆くNHK
明らかに部屋の中から「テレビの音」がしているので、NHKの集金人は、少し強気に視聴料の支払いを迫ります。すると片言の日本語で「ワタシ中国人。