2015年8月7日 12:35
SEOに効くWebサイトのつくり方 (2) SEO対策における "考え方の基本"
前回、SEOは流行りを過ぎた過去のマーケティング手法ではなく、今でも、企業のWebサイトの財産として蓄積されていく取り組みとして影響力を持つとお話しました。
そして、検索エンジンの最大手となるGoogleが「SEOは、サイトを訪れるユーザーのために行われるべき」と公言しているように、SEOについて考えることは、ユーザーについて考えることだとお伝えしました。つまり、ユーザーのニーズに答えられるWebサイトがSEOを考慮したサイトだということです。
今回は、SEOに適したWebサイトを構築するために、「どのようにユーザーのニーズを探るのか」や「どのようにサイトに落とし込むのか」を紹介していきます。
○有益なコンテンツとは何か
検索エンジンに最適化したWebサイトをつくるにあたり、まず考えたいことは、なぜサイトをつくるのかという「目的」です。どんな目標を達成するためにサイトを持つ必要があるのかを明確にするという作業です。
そんなことは当たり前だと、大多数の人が思うかもしれませんが、意外にも、サイトの多くは目的や目標が曖昧なまま作成されています。これは、「そのサイトに訪問するユーザーがどんな情報を求めているのか」