アジレント、液体クロマトグラフ質量分析計「Agilent 6470」を発表
同社の「6400シリーズ トリプル四重極 LC/MS」は、フェムトグラムレベルの定量感度があり、食品中の残留農薬や環境中の化学汚染物質などの分析に使用されている。今回発表された「Agilent 6470」では、検出下限4.0fgという高感度に加え、1週間連続で1300サンプルを注入しても安定したピーク面積を得られるほどの高い堅牢性を実現した。また、接地面積は前世代機の「Agilent 6460」に比べ接地面積を30%削減したほか、2016年発売予定のアップグレードキットを適用することで、上位機種である「Agilent 6495」へアップグレードすることができる。
このアップグレード機能は「Agilent 6470」の大きな特徴で、同社 営業本部 市場開発グループの芹野武氏は「どこまで高感度を求めるかというのは、お客様によってバラつきがある。また、『今はAgilent 6495の質は必要ないが、後々必要になる』というお客様もいる」と説明し、同機能により多くのニーズに柔軟に応えることができるとした。「Agilent 6470」に追加してアップデートキットを購入すると、「Agilent 6495」だけを購入するより総コストは高くなるが、「Agilent 6470」のようにルーチン分析から微量分析まで幅広く対応できる機種と、「Agilent 6495」のような上位機種をそれぞれ購入するよりはコストを抑えられることになる。
「Agilent 6470」の価格はシステム構成によるがおよそ5200万円~で、販売は9月、出荷は年内に開始する予定だ。
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