2015年9月2日 12:14
【VMworld2015】ヴイエムウェアが仕掛ける「ユニファイド・ハイブリッド・クラウド」とは?
●すべてのアプリケーションを「いつでも」「どこでも」利用可能にするために
米VMwareの年次テクニカルコンファレンス「VMworld 2015」が8月31日、サンフランシスコ・モスコーニセンターで開幕した(9月3日まで開催)。今回のテーマは「READY for ANY」。同社が掲げる戦略「One Cloud、Any Application、Any Device(1つのクラウドで、あらゆるアプリケーションを、あらゆるデバイスから利用できる)」を具現化するための環境が、着々と進んでいることを印象づけるものだ。同時にユーザーに対しては、「あらゆるアプリをあらゆるデバイスから利用できる環境を"READY(準備)"しているか」という問いかけにもなっている。
回を重ねるごとに、その規模を拡大しているVMworld。今回も世界88カ国から約2万3000人を超えるパートナーや顧客らが参加した。日本からも、ユーザー企業やパートナー企業など約300人が参加している。会期中は、400を超えるハンズオンラボやテクニカルセッションが開催される予定だ。
○「READY for ANY」を具現化する4要素
初日の基調講演に登壇した、米国VMware社長兼COOのCarl Eschenbach(カール・エッシェンバック)