2015年9月16日 08:00
今度のiPhoneはそんなに「固い」の? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『今度のiPhoneはそんなに「固い」の?』という質問に答えます。
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9月25日に発売されるiPhone 6s/6s Plusは、従来のiPhoneより「固い」ことが特徴です。ボディの素材はアルミ素材で変わりなく、キズに強くなる表面の陽極酸化皮膜処理(アルマイト)も同様ですが、アルミ合金の種類が変わりました。
アルミ合金は「Aからはじまる4桁の数字」で呼ばれ、その数値を見ることで大まかな特性と何を混ぜたかを判定できます。下3桁の数字は、混ぜる素材の比率や規定外素材の含有率で変化しますから、特性をいうときには○千系などと呼ぶことが一般的です。
iPhone 6/6 PlusまでのiPhoneには、6000番台のアルミ合金が採用されてきました。6000番台はアルミニウムにシリコンやマグネシウムをくわえたアルミ合金で、加工性と衝撃吸収力の高さが特徴です。