2015年12月9日 09:30
国内MVNO回線契約数は2016年3月に4,000万回線突破へ - MM総研が予測
国内のMVNOサービスの総契約回線数は2015年9月末時点で3,642万回線となり、2014年9月末の1,928万回線と比べて88.9%増加した。契約回線数はさらに増加を続け、2016年3月には4,000万回線突破が確実な情勢だ。MM総研が12月8日に発表した予測による。
2015年9月末時点の契約回線数を回線種別で分類すると、携帯電話(3G/LTE)が1,065万回線で全体の29.2%であり、BWA(WiMAXおよびAXGP)が2,567万回線で70.5%、PHSが10万回線で0.3%となり、2015年3月末時点に続いてBWAが最多だった。
BWAではWiMAX2+およびAXGPにおいて、MNOでもあるMVNO向けの回線数が大きく伸びたという。WiMAX2+回線ではKDDI(au)のWiMAX2+対応スマートフォンの契約回線数が増加しており、AXGP回線ではソフトバンクモバイル向けに提供するWireless City Planningの契約回線数が引き続き増加したとのこと。
携帯電話カテゴリにおいては、格安SIMと呼ばれる独自サービス型SIMの契約回線数が引き続き大きく伸びている。