2016年2月4日 09:07
PBC、AzureやCRMと連携するERP「Microsoft Dynamics NAV」の最新版を販売
パシフィックビジネスコンサルティング(PBC)は2月3日、マイクロソフトの中堅・中小企業企業向けERPパッケージ「Microsoft Dynamics NAV」の最新版「Microsoft Dynamics NAV 2016(Dynamics NAV 2016)」の日本版、中国版、香港版、タイ版、ベトナム版を4月より販売を開始すると発表した。
同製品は、マイクロソフトが昨年10月にリリースした「Dynamics NAV 2016(英語版)」に、PBCが各5カ国の商習慣に合わせた機能を追加し、各国の言語にローカライズして提供するものとなっている。「Dynamics NAV 2016」より初めて、タイ版とベトナム版が追加されることとなった。
同日開かれた記者会見で、同社の代表取締役社長である小林敏樹氏は、同製品の販売戦略について、次のように説明した。
「タイは日系企業の進出が最も多く、製造拠点、物流のハブ拠点として位置付けられていることに着目し、PBCは昨年9月に、香港、上海に次ぐ3カ所目の海外拠点をバンコクに設立した。タイ商工会議所に確認したところ、タイは現在日本企業が約6000社、日本人が約10万人にのぼり、アジアの中では非常に大きな日本企業の進出拠点となっている。