アンリツ、狭帯域での測定性能を重視したスペアナを発表
近年のスペクトラムアナライザは、需要が拡大しているLTEや無線LANなどの測定用として広帯域での測定性能を重視したモデルが主流となっている。一方、マイクロ波帯の無線バックホールやV/UHF帯業務用無線機などの測定では、狭帯域での測定性能を重視したスペクトラムアナライザが必要となる。
MS2840Aは、狭帯域での測定性能を重視したミドルレンジモデルで、スペクトラムアナライザを基本機能とし、測定周波数範囲は9 kHz~44.5 GHzとなっている。キャリア近傍のSSB位相雑音性能は、最高級モデルに匹敵する値(測定周波数1 GHz、オフセット周波数10 kHzにて-123 dBc/Hz)を実現している。
同製品はシグナルアナライザ機能を標準で内蔵しており、瞬時スペクトラム観測、周波数変化vs.時間、位相変化vs.時間、スペクトログラム表示など、多彩な測定が可能。追加オプションとしてデジタル/アナログ各種方式の無線変調信号を評価するためのベクトル変調解析ソフトウェアやアナログ測定ソフトウェア、増幅器の雑音指数(NF)測定機能などが用意されている。
また、別売りのミリ波帯測定用の高性能導波管ミキサを接続することで、50~90 GHz帯の広帯域無線機やレーダーの測定が可能となる。
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