くらし情報『半世紀ぶりの"健康診断"を終えた鎌倉大仏に会いに、長谷の街をぶらり散歩』

2016年3月31日 10:30

半世紀ぶりの"健康診断"を終えた鎌倉大仏に会いに、長谷の街をぶらり散歩

半世紀ぶりの"健康診断"を終えた鎌倉大仏に会いに、長谷の街をぶらり散歩
●拝観再開となった鎌倉大仏、"健康診断"で何が分かった?
鎌倉のシンボル"鎌倉大仏"こと高徳院本尊「国宝 銅像阿弥陀如来座像」(神奈川県鎌倉市)の、およそ半世紀ぶりとなる本格的な調査・清掃作業が3月18日に完了した。今回は清掃を終えてきれいになられた大仏さまをお参りし、その後は大仏周辺の長谷の街でお土産を選んだり、ランチをいただいたりと、ぶらり半日旅を楽しんでみたい。

○大仏は「おおむね良好」

江ノ島電鉄の長谷駅から鎌倉大仏を本尊とする高徳院までの通りは、両側に食事処や土産物屋が並び、途中には「長谷観音」を本尊とする長谷寺があるなど、とてもにぎやか。駅から高徳院の門前までは、ゆっくり歩いておよそ7分だ。

新聞などで「大仏さまの健康診断」などとも伝えられたので、ご存じの人も多いと思うが、大仏は1月13日~3月18日まで、約2カ月にわたる大がかりな調査・清掃作業を終えたばかり。このような大仏の本格的な調査は、昭和34年(1959)から2年半かけて行われた、いわゆる「昭和の大修理」以来、およそ半世紀ぶりとなった。

今回の作業に当たった東京文化財研究所の森井順之(まさゆき)主任研究員によれば、心配された進行性の腐食生成物(サビ)

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