くらし情報『志尊淳、映画『52ヘルツのクジラたち』でトランスジェンダー役「考え抜いて演じ切ることができた」』

2023年12月6日 12:59

志尊淳、映画『52ヘルツのクジラたち』でトランスジェンダー役「考え抜いて演じ切ることができた」

志尊淳、映画『52ヘルツのクジラたち』でトランスジェンダー役「考え抜いて演じ切ることができた」

俳優の志尊淳が、杉咲花が主演を務める映画『52ヘルツのクジラたち』(2024年3月1日公開)に出演することが6日、明らかになった。

町田そのこ氏の同名小説を実写映画化した同作。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚(杉咲)が、海辺の町で「ムシ」と呼ばれ虐待させる少年と出会い、安吾との日々を思い返す。

志尊は、貴瑚(杉咲)の声なきSOSを聴き、救い出そうとするトランスジェンダー・岡田安吾役で出演。精神的にも肉体的にもギリギリの状態だった貴瑚と出会い、彼女の幸せを心から願いながらも、自身も孤独な魂を抱えているという役どころだ。

コメントは以下の通り。
○■志尊淳

お話をいただいて初めて原作を手に取りましたが、一読者として夢中になって一気に読みました。この本を映画化する社会的な意義を強く感じた一方、自分がアンさん(安吾)を演じることで、トランスジェンダーの方々を傷つけるようなことにならないかと最初は不安でしたが、監督の覚悟を聞いて成島組の船に乗りたいと思いました。


現場では、本作に俳優としても出演していて、脚本の段階からトランスジェンダーをめぐる表現を監修いただいている若林佑真さんと、二人三脚でアンさんを作り上げていきました。

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