三谷幸喜監督、興収30億円級スタート『スオミ』に込めた“演劇のような”手法 中居正広ら感想も
映画『スオミの話をしよう』(公開中)の公開初日舞台挨拶が都内で行われ、長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎、戸塚純貴、宮澤エマ、三谷幸喜監督が登場した。
同作は、三谷監督が脚本・演出を務める、長澤主演のオリジナル作。大富豪の妻・スオミ(長澤)が失踪し、彼女の前の夫たち4人が集合する。大富豪も含めた5人の男たちは、それぞれが接していたスオミの姿を語り、どれだけ彼女を愛していたかマウントを取り合っていく。
○映画『スオミの話をしよう』公開初日舞台挨拶で三谷幸喜監督が熱い言葉
三谷監督は同作について「谷原章介さんも『すごい面白かった』と言ってくれたし、軽部(真一)さんも面白かったって言ってくれたし。バナナマンの設楽(統)さんは多分観てないと思うんですけど……」と笑いを誘う。「前に中居正広さんが観てくださって、感想の中で印象に残った言葉が、『監督、この作品ってとっても手に汗握らないですね』。やなこと言うなと思ったんですけども、確かにそうなんですよね。
一応ミステリーということにはなってますけども、僕の作品だから、スオミは行方不明にはなるんだけど、悲惨な結末をたどるわけがないんですよね」