2019年6月10日 10:00
『アラジン』作曲家アラン・メンケン「自分の曲に惚れこみすぎないこと」
ディズニー・レジェンドの作曲家、アラン・メンケン。『リトル・マーメイド』(89)や『美女と野獣』(91)の名曲など、この人なくして、ディズニー・アニメーション映画の音楽は語れない。そして今、実写映画『アラジン』(公開中)で、再びフィーチャーされている主題歌「ホール・ニュー・ワールド」の生みの親でもある。来日したアラン・メンケンを直撃し、曲作りの舞台裏について話を聞いた。
『アラジン』は、映画「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督がメガホンをとった冒険ファンタジー。自分の人生を変えようとする貧しい青年アラジン(メナ・マスード)と、自ら運命を切り開いていく美しい王女ジャスミン(ナオミ・スコット)のロマンスを描く。アラジンの願いを叶えていく愉快なランプの魔人、ジーニー役をウィル・スミスが演じたことでも話題となった。
――まず、完成した映画を観た感想から聞かせてください。
観ていてワクワクしたし、音楽も美しくて感動できた。最初は、あのガイ・リッチー監督がミュージカルを撮るの? と意外に思ったんだけど、映画は本当に素晴らしい出来だった。
――ジーニー役のウィル・スミスのヒップホップ調の歌唱シーンも楽しかったです。