くらし情報『日本の住宅は明るすぎ? 暗めの照明でも生活に問題はなし - 照明の効果実験』

2012年12月26日 10:19

日本の住宅は明るすぎ? 暗めの照明でも生活に問題はなし - 照明の効果実験

日本の住宅は明るすぎ? 暗めの照明でも生活に問題はなし - 照明の効果実験
LIXIL住宅研究所は2月14日~24日と6月26日~7月6日にかけて、「住宅空間における照明の効果実験」を実施した。

実験の結果、一般的な照明よりも暗くても、読み書きやリラックスに問題がないことを実証したという。

同調査は、「日本の住宅照明の明るさは明るすぎるのではないか?」という疑問から、生活シーンに合わせた最適な照明空間とエコな照明の提案を検討するために実施したもの。

東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授指導のもと、次世代スマートハウス「GURU GURU」のリビングダイニングにて、大人(35~46歳)40名、子ども(10~12歳)39名を対象に実施した。

今回はJIS(日本工業規格)で読書・勉強に必要とされている500~1,000ルクスより暗い、250~350ルクスの明るさで、人の作業効率、気分の変化、自律神経系の指標を調査した。

作業効率実験では、一桁の計算問題、認知テストを行ったが、大人・子どもとも明るさの違いにより効率が変化することはなかった。

気分の変化の実験では、大人は明るい方が計算問題がやりやすく、字が読みやすいと感じている。

250ルクスの明るさでは若干他の明るさより値が低いが、350~600ルクスでは大きな変化は見られなかった。

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