【エンタメCOBS】バーテンダーにかっこいいシェーカーの振り方を聞いた
「ザ・カッコいいこと」として常々あこがれていたことがある。それは、バーテンさんが、シャカシャカシャカッと振り、あっという間に「コトン。」とカクテルを完成させる一連の流れ。スタイリッシュでカッコいいことこの上なしだ。バーテンさんの“シャカシャカ”は、一種のパフォーマンスなのではないだろうか。
日比谷Barの系列店『BAR 三代目 小松春樹』店主・小松春樹さんはこう語る。
小松春樹(以下、小松)「僕は確かに、お客さんに見てもらう、というのを意識してカクテルを作りますね。やっぱり、お客さんの中には興味を持って見てくださる方もいらっしゃいますから。年に数回、カクテルを作る大会にも出るのですが、ここでは【礼儀】【振る舞い】という項目も審査対象ですから、いつも堂々とスタイリッシュにやるようにしています」
――なるほどー。
かっこよさもサービスのうちのひとつ、ということですね。私もシェーカーでシャカシャカとお酒を造れるようになりたいのですが。
小松「じゃあ、ちょっと1杯作ってみますね。カルバドスというりんごのブランデーと、ライムジュース、グレナデンシロップを混ぜた『ジャックローズ』というのを作ります」