【エンタメCOBS】夜中にめん類が食べたくなるのはなんで? 無類のめん好きに聞いた
夜中に食べるめん類がうまいという人は多い。僕もそのうちの一人だが、みなさんはどうだろう。もちろん、「太るかもしれない」なんてことは考えないようにするのが定石だが、結果として多少、腹回りがふくらんだとしても快楽の引き換えと考えればいたしかたあるまい(と、することもできる)。ではなぜここまで夜中のめん類は人を魅了してやまないのか。日本コナモン協会のメンバーで無類のめん類好きという沖山さんに話を聞いた。(photo by Nao Iizuka)
――夜中のめん類ってうまいですよねー
「小腹がすいているときに、手軽にツルツルと食べやすいんですよね。めんと合わせてスープも飲み干すことで、少量でも満足感を得やすい。ただ、それだけではないんですよね、本当のめん類好きから言わせてもらえば……」
――ほほう、なんですか?
「神秘的な世界に入っていけるんですよ。
みんなでワイワイと食べるよりも、孤独に一人で食べればさらなる深みに入っていける。五感が研ぎ澄まされていくような感覚があるというか、普段見えないところが見えてくるというか」
――それはまたずいぶんとスピリチュアルな話ですね
「想像力が刺激されるんですよね、夜だとなおさら。