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【エンタメCOBS】あの人がストレスの原因? 仕事で体が緊張しない距離は?

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病気(疾患)としての診断名がつかないけれども、体調がすぐれないことが多い、というビジネスパーソンは少なくありません。

多くの場合、心身の緊張状態を引き起こしてしまう、何らかのストレスにさらされた結果、体調に変化をきたすのですが、ビジネスパーソンにとっては、働く環境においての「人」がストレスになっている場合があります。


同じ職場や取引先の相手など、「この人はちょっと苦手だ」と感じたり、生理的に受け付けなかったりする人は自分でもストレスと自覚しやすいかもしれませんが、苦手だとは思っていない人からも、ストレスを受けていることがあります。

無意識であるため、いつのまにか体が緊張して、肩こりや背中の張りが強まるなど、体に変化が生じ始めているかもしれません。

パーソナルスペースという言葉がありますが、人が快適な状態で過ごすためには、他人とのある程度の距離が必要です。

家族など親しい間柄では、その距離は短く、そうではない人との間には、一定以上の距離が無いと、それを不快と感じ、交感神経系が優位に働き体に緊張を起こすことになります。

体にすぐ出る人の反応としては、
・肩に力が入る
・話したいことの内容をうまくまとめられず、会話がしろどもどろにどもってしまう
・顔がカ~っと熱くなったり、クラクラしたりする
・のどがカラカラに渇く
・手に汗をかく
・声がうわずってしまう
・呼吸が浅くなる

などがあります。しかし、徐々に相手のことを理解していくうちに、近距離で接したとしてもこうした体への反応もなくなっていくことがほとんどです。


また、自分には害がない人だと分かっている人だとしても、頭の片隅に悪い印象があると、下記のように、その人に近づかれるたびに、緊張を起こし頭痛や首の痛みなどにつながることも。

例:
自分の左隣に座って仕事をしているAさんを、上司が口調を荒らげて仕事の指示を伝えに来ることが多い。

その様子が耳に入るのも不快なので、なるべく意識がそちらへ行かないように、自分の仕事に集中するようにしている。

無意識のうちに、左側から身を背けるように体が反応し、左側の首や背中の緊張が強まり、左首の痛みやコリが増す。

仕事でかかわる人とは、1.2~3.3メートルくらいは離れたほうが不快感は少ないとされています。実際は難しい状況も多かと思いますが、上手に距離感を保ちながら、仕事に取り組みやすい環境をつくりたいものですね。
(文/檜垣 暁子)

■著者プロフィール
檜垣 暁子(ひがきあきこ)
オールアバウト肩こり・腰痛ガイド
http://allabout.co.jp/gm/gp/51/
カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。


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