【エンタメCOBS】ダイエットにハードな運動は逆効果?
正月太り解消のため、激しい運動で一気にやせそう!と考えている人はいませんか?でも、やみくもにハードな運動をすることは、果たして効果的なのでしょうか?
効率的にダイエットするためには、どのように運動を取り入れるべきか、管理栄養士の平岡多佳子さんに聞いてみました。
運動で直接体脂肪を燃焼させたいと考えているなら、激しい運動は実は効果的な方法といえないかもしれません。
確かに、筋肉量を増やし、代謝を上げてやせやすい身体を作るためには運動は必須。
でも、効率よく脂肪を燃焼させるには、適度な運動強度(運動の激しさの度合い)で行うことが重要です。
なぜなら、運動で体脂肪を分解して筋肉を動かすためのエネルギーとするには、十分な酸素が必要だからです。
つまり、呼吸が乱れるような激しい運動をすると、細胞に十分な酸素を届けることができなくなってしまうため、脂肪を効率よく燃焼できなくなってしまうのです。
でもだからといって、運動強度が低い、ラクな運動も、体内に取り込まれる酸素の量が少ないため、脂肪を効率よく燃焼させることができません。
では、「適度な運動強度」とはどのくらいなのでしょうか。