【エンタメCOBS】ゲーセンの店長さんにお話を伺いました!
UFOキャッチャーや大型ゲーム機で遊んだり、プリクラでカラフルな写真が撮影できるゲームセンター。さて、そんなゲームセンターの裏事情はどうなっているのでしょうか?
今回は某ゲームセンターの店長さんに、UFOキャッチャーの設定や大型ゲーム機のアレコレ、さらには困ったお客さんの話など、ゲームセンターのウラ側を聞いてきました。
■UFOキャッチャーの設定は難しい
――まずどこのゲームセンターにもあるUFOキャッチャーについて聞きたいのですが、景品を獲得する難易度というのはどうしているんですか?
UFOキャッチャーなどのクレーンゲームの設定は、全部店員が行っていますね。アームのつかむ力は筐体(きょうたい)の内部のボタンやツマミで変更していますよ。昔はアーム部分のバネを変えたりしてつかむ力を変えていたので、だいぶ楽になりましたね。
――ずいぶんアナログだったんですね。
つめの部分はいまでもアナログですよ。店員たちがグイっと折り曲げたりして角度を変えたりして、微調整してますから。
――確かにつめの左右で微妙に角度が違っていたりしますね。
その微妙な角度が難易度を左右するんです。設定を決める際は店員が実際にプレーしてみて、どれくらいの回数で景品が取れるのか何度も試行錯誤して、クレーンゲームの難易度を決めています。