【エンタメCOBS】満腹中枢をコントロールするための10の法則
皆さんの多くがご存じだと思いますが、食欲をコントロールしているのは、視床下部にある摂食中枢と満腹中枢。
この満腹中枢さえうまくコントロールできれば、簡単にダイエットできるのですが、実はそれが一番難しい!
摂食中枢は「もっと食べろ」と命令し、満腹中枢は「もう食べるな」と命令します。
この2つを車のアクセルとブレーキに例え、どうすれば満腹中枢をコントロールできるようになるのか、医師で作家の米山公啓先生に解説してもらいましょう。
(以下、米山公啓先生)
血液中にブドウ糖が少ないと摂食中枢が作用して、「おなかがすいたな」と感じ、食欲がでてきます。
食事をすることで栄養分を吸収し、血液中のブドウ糖の量が増えると今度は満腹中枢が働き、「おなかがいっぱいだ」と感じ、食欲にブレーキがかかって、食事をストップします。
満腹中枢が働くには、食べ始めてから20分くらいかかるといわれているため、時間をかけてゆっくり食べることが一番大切です。
それでは、満腹中枢をコントロールするために、食事のスピードを抑制する方法をお伝えしましょう。
(1)野菜から食べ始めて、炭水化物を最後に食べる。
(野菜でおなかがいっぱいになれば、炭水化物を食べる量を減らせます)