今すぐにはじめたい! 妊娠力を高める準備法【前編:妊娠と仕事の狭間で揺れる女性へ】

最近、よく聞く不妊症。世界保健機関では「定期的な性生活を送り、とくに避妊などをしていないのに、2年以上妊娠しない場合」をその定義と捉えますが、日本では夫婦の10組に1組は不妊症と言われます。

今すぐにはじめたい! 妊娠力を高める準備法【前編:妊娠と仕事の狭間で揺れる女性へ】
「まだやりたいことが沢山あるから、妊娠はまだまだ先でいいや」とのんびり構えていても、いざ欲しいときに授からないことだってあり得るのです。そこで、「欲しいときにいつでも妊娠できるカラダ」の準備法をライターの安田がバースコーディネーターの大葉ナナコさんにお聞きしました。

前編は、「仕事があるから、妊娠はまだできない」という働きながら将来子供を持ちたい女性へのメッセージです。

ライター安田(以下安田):そもそも、不妊症の女性が増えている原因は、何なのでしょうか。

大葉さん(以下大葉):いろいろありますが、やはり年齢を重ねてから出産を望む女性が多くなったことが主な要因といえます。加齢すると妊娠しにくくなりますし、ストレス、やせすぎと肥満なども不妊の要因と言われます。
男性要因もあります。40代の高齢出産が多い印象があるかもしれませんが、実際は30〜35歳の出産が多いのですよ。

安田:結婚年齢も上がって来ているし、高齢でも出産は可能だし「そしたら私も40歳くらいでいいかな」と考えている女子はけっこういますよね。

大葉:妊娠をすれば、出産は高齢初産でもリスク対応の範囲は増えました。とはいえ、身体としては20代前半が一番出産に適していて、33歳から妊娠しやすさの確率が下がりはじめると言われています。

日本では高校の保健体育の授業でやることといえば、「排卵日は危険日。避妊して妊娠は避けるもの」という避妊教育だけ。せっかく自分の身体の中に命をつなげる力があっても、それを学ぶ機会がないまま大人になっていくのも、もったいないですね。



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