テンパっている時に使える、相手に不快を与えずお願いする方法【伝え方が9割】
『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一さんに、読者の皆様からのお悩みに解答していただくこのシリーズ。6回目となる今回は、「上手なお願いの仕方」続編と、「初対面の相手への伝え方」についてです。この記事をご覧のみなさんも、一度はぶつかったことがあるのではないでしょうか?
■相談1(30歳・公務員)お願いする時にわざとらしくなってしまいます。
■回答わざとらしくなっていることに自分で気づくこと自体が、とてもいい兆候だと思います。伝え方について考え始めている段階であり、相手のことを想像しているからこそ、自分のわざとらしさが見えてくるからです。
拙著で紹介している伝え方のレシピも、最初の1~2回はわざとらしくなってしまうかもしれませんが、それでもかまいません。人は3回使うと自分のものにできると言われていますから、使い続けるうちに、自然と洗練されてくるはずです。
伝え方のレシピを習得する方法は、料理を覚える方法と同じ。
料理も4回目ぐらいからは自己流を混ぜられるようになりますよね。それと同じで、伝え方のレシピもとりあえず最低3回は使って、自分のものにしてみてくださいね。