食材のロスをなくしたい! 冷蔵庫をスッキリ片付ける整理整頓のコツ
皆さんは1日何回くらい冷蔵庫を開けていますか? 一般的な家庭の平均回数として、なんと35回というデータがあるそうです。
毎日何度も開け閉めして、自分や家族の健康を支える食事をしまっておいてくれる場所である、冷蔵庫。この場所がスッキリと使いやすく整ったら、どうでしょう? 毎日食事の支度をする気持ちも楽しくなりますよね。そこで今回は、ハッピー冷蔵庫アドバイザーとしてご活躍の大野多恵子さんに、冷蔵庫整理のコツを伺いました。
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■冷蔵庫をスッキリ片付ける3つのコツとは大野さんによると、冷蔵庫を片付けることは、クローゼットや本棚を片付けるほど大変ではないとのこと。なぜなら「食べられる」「食べられない」というように、捨てるかどうかを判断する基準が明確だからです。
では、どうすると使いやすい冷蔵庫になるのか。スッキリさせるための3つのポイントを教えていただきました。
■冷蔵庫を整理するコツ(1)分けるギューギューに詰め込まれた冷蔵庫の奥のほうには、「いつ入れたのかしら…」と思うようなものが眠っていることもあります。そういったものがなくなるように、まずは分けましょう。分ける基準は、「処分(ゴミ)」「ギリギリ」「美味」という3つです。
そして、この時に1つ大事なポイントがあります。それは、処分(ゴミ)になってしまうものは、なぜゴミになってしまったのかを考えること。安いから…と買い過ぎたせいなのか、奥に置かれて見えなかったせいなのか。ちょっと考えることで自分が食品を無駄にしやすい傾向が見えてきます。