マッサンとリタ。本から探る、強く優しい女性の生き方
けっしてあきらめない、生き方そしてどれほどリタは、夫マッサンへ愛情を注いでいたのでしょうか。ウィスキー作りを軸に描いたドキュメンタリー
『マッサンとリタ』(オリーヴ・チェックランド著和気洋子訳)では二人の関係性がよくわかりますが、中でも心に残ったのは、リタが愛読していたというロバート・バーンズの詩の一節です。
「恋人よ、たとえ海が枯れても、たとえ岩が太陽の炎に解けても、それでも私はあなたを愛します。命の時計が秒を刻む限り」・・・そこからは、夫を愛するリタの強い覚悟さえ伺えます。
左)『マッサンとリタ』オリーヴ・チェックランド著和気洋子訳 NHK出版 ¥2,000(税抜) 英国人研究者が、史実を丹念にたどるノンフィクション。 右)『リタとマッサン』植松三十里著 集英社文庫 ¥630(税抜) 伝記をもとに、小説仕立てのフィクションに構成。
文化の違いや、経済的困難、戦争による軋轢など、さまざまな苦境の中にあっても、故郷に帰ることなく、夫のそばに添い遂げたリタという女性の生き方は、私たちに勇気を与えてくれます。
決して夢をあきらめないということ、それは現代の私たちにも、何か生きるヒントを与えくれるに違いありません。
ぜひ、ドラマと一緒に、リタの生き方を読み解いてみてはいかがでしょう。
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望郷
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リタの鐘が鳴る
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マッサンとリタ
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リタとマッサン
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