連載記事:ムギ子のまじぽん使える英会話
“Sure”にムカっ腹【ムギ子のまじぽん使える英会話 Vol.2】
はじめましての方、はじめまして。ライターの尾崎ムギ子と申します。
第1回「レッチリ問題」読んでくださった方、ありがとうございます。まだだよという方、よろしければぜひ。
イラスト/尾崎ムギ子
レッチリのボーカリスト、アンソニー・キーディスの似顔絵も描きました。あれはとくに求められていなかった気がしないでもないですが、今回もまじぽん使える英会話、手探りでお届けしたいと思います。
■第2回:“Sure”にムカっ腹
スコットランド留学中、フラット(英国ではアパートのことを「フラット」といいます)のワンフロアで、スコットランド人、アメリカ人との共同生活。
食事はべつで、各自キッチンで料理をしたり、お菓子を買って食べたりしていました。
リビングが共有スペースのため、一人でむしゃむしゃ食べるのもケチくさいですから、フラットメイトに「ちょっと食べる?」と聞きます。
You want some?
すると返事は、
Sure.
…ハア? もちろん? なに様ですか? こちらとしては、「いいの? ありがとう」くらいを想定しているので、「もちろん」ならあげないよ。欧米人ってずいぶんと横柄なのね。若干、険悪ムードになりました。
しかし…