連載記事:<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ
赤ちゃんの笑顔がみたい!絵本<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ Vol.2
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赤ちゃんが笑うのはいつ頃からでしょうか。産まれたばかりの赤ちゃんは視力もぼんやりしており、寝たり、おなかがすいて泣いたりで精一杯。まわりの反応に笑顔を見せるのは早くても3~4ヵ月が経った頃かもしれません。
赤ちゃんから笑顔を引き出すためには、ママやパパとのスキンシップもとても大切ですが、そのタイミングや内容は赤ちゃんによって異なることも。まずは気軽に、絵本などの読み聞かせで、赤ちゃんの笑いのツボを探ってみるのも良いかもしれません。
今回は
絵本ナビ協力のもと、編集部から「赤ちゃんの笑顔が見られる絵本ランキング」をご紹介します。
1位 くっついた
作・絵:三浦太郎/出版社:こぐま社
「くっついた」(絵本ナビ紹介ページ)
ママのほっぺと赤ちゃんのほっぺがくっついている表紙の「くっついた」は、何かと何かがくっつく、という単純明快な絵本ながら赤ちゃんの好奇心をくすぐります。ぞうが、あひるが、金魚が…とめくるうち、赤ちゃんのほうから「くっついた!」といってくれる日も遠くありません。
作者の三浦さんの、自身も子育てをしながら、赤ちゃんとのふれあいの中でこの本を作ったというエピソードにも、ほっこりしますね。
2位 おててがでたよ
作:林 明子/出版社:福音館書店
「おててがでたよ」(絵本ナビ紹介ページ)
着せてあげていた洋服も、いつしか自分ひとりで着られるようになるもの。でも最初は、頭や手をどこから出していいのかわからなくて、いつまでももぞもぞと奮闘していましたよね。この絵本は、そのころの赤ちゃんのかわいさがたっぷりつまっています。
すっぽりかぶった大きめの洋服から「おててがでて、あたまがでて、次は…」とすすんでいく物語に、赤ちゃん自身もワクワクした視線を向けるはず。体のパーツを覚える、いい機会にもなりそうですね。