子どもがいてもオシャレに暮らす、インテリア選びのポイント
近ごろ注目のローダイニングセットは子育て世帯にぴったり
子育て中は、ダイニングテーブルがあると便利です。
子どもを食事に集中させやすいですし、食事に料理を並べている最中にイタズラされることがありません。
また、左右対称の姿勢で座るため、骨格をゆがめる心配もありません。
だけど、部屋が狭くてダイニングセットを置けない、というお悩みをよく聞きます。
「でしたら、ローダイニングセットはいかがでしょう。
イスがソファに近いタイプを選ぶと、ソファと兼用できるので部屋を広く使えます。
通常のダイニングテーブルよりも低いので、子どもも座りやすいですよ。
最近、若い世代を中心にとても人気があります」
インテリアは幸せと結びつく
仕事がら、世界中の「空間」を見てきたという小澤さんは「自分がふだん過ごす空間の質が、人生の質を決めるのだと感じるようになりました」と言います。
「インテリアを少し変えるだけで、空間が変わり、気持ちが変わり、暮らしと心が豊かになります。
たとえ狭くても、お金をかけなくても、自分や家族が幸せを感じる空間はつくれるんですよ。
たとえば、スマホで撮った写真をモノクロでプリントして飾ると、センスのいいフォトアートになります」
それなら簡単にすぐできそうです。
こうしたちょっとの工夫で、日常から幸せを感じることができる空間をつくって、家族みんながいつも笑顔で過ごせるようにしたいですね。
今回取材に協力してくださったのは
小澤良介さん
リグナ株式会社 代表取締役社長。
家具インテリアのデザイン、製造、販売のほか、空間プロデュースやドラマの監修(フジテレビ系月9ドラマ「月の恋人」)など、インテリアにかかわる事業を幅広く展開。
東京都中央区にあるショールームでは、無料のインテリアコーディネートサービスを行っています。
インテリアショップ リグナ
リグナ株式会社
■小澤良介さんの新刊に幸せに暮らすためのインテリアのヒントが満載!
『
なぜデンマーク人は初任給でイスを買うのか?―人生を好転させる「空間」の活かし方』
人気の北欧インテリアの中心地であり、世界一幸福な国といわれるデンマーク。その暮らしの中から、幸せな空間づくりのヒントをご紹介します。(2015年11月21日発売)
(佐々木月子)