2015年11月18日 05:15|ウーマンエキサイト

手軽にお小遣い稼ぎをしていたママライターが一転、訴えられるリスクとは?(法律で切るママトラブル Vol.8)


ネットで拾った画像を勝手に使うと、どんな法律に違反することになるのか?

インターネット上の画像は「美術の著作物」、あるいは、「写真の著作物」として著作権法で守られています。なので、ネットで拾った画像を勝手に使うと、その絵を描いた人や写真を撮った人の、先ほど説明した複製権、公衆送信権を侵害することになります。

また、使った画像が人物写真の場合、写真を撮った人の著作権のほかに、被写体となっている人の肖像権を侵害する可能性もあります。


コピペが原因で、依頼主に損害賠償請求されることってあるの?

コピペであることを黙って原稿を提出し、それが雑誌やネットに掲載された後、発覚した場合、掲載した会社(依頼主)が被った損害について、賠償責任を負う可能性があります。

コピペであることが発覚し、雑誌の発行が差し止めらたりした場合には、かなり大きな金額を請求されることもあるでしょう。
依頼主との契約書に、「コピペ禁止」と書かれていなくても、依頼主に損害を与えた場合にはそれを賠償しなければなりません。

まとめ

「そんな法律があるなんて知らなかった!」と言っても、処罰されてしまう危険はあります。丸パクリはもちろんダメですし、参考文献を用いて記事を作るような場合にも、十分に注意しましょう。「ラクして儲ける」道はないのです。


あとがき

堅苦しい話が続いたので、最後に子育てのちょっとしたアイデアを。
お菓子や魚肉ソーセージなどの付録についているシール。子どもってシールが大好きで、いろんなところに貼りたがりますよね(落書き帳に貼ればいいのに、わざわざ普段見えるところに貼りたがる!)。

タンスに貼らせると跡が汚くなるし、借家なので壁やドアに貼られたら大変。ということで、前々からシールを貼る場所に困っていたのですが、最近、シールを貼れるいい場所を発見しました。ティッシュの箱です!

これなら、しばらくは目につく場所に置いておけるし、子どもが飽きる頃にティッシュがなくなって箱は捨てちゃうので、これは名案とひとりでほくそえんでいます。是非、試してみてください。

・協力:アディーレ法律事務所

(島田さくら<アディーレ法律事務所>)

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