3. 香りを使って、“気持ちをひとつ” に美味しい香りを囲んで楽しく語らい、そして笑う。その時、その場にいる人の「呼吸」はみんな同じようになっているはずです。心をひとつにしたい時、例えば歌を歌ったり、お経を唱えたり、ラジオ体操をしたり… そうやって
呼吸のリズムを合わせることによって、みんなの気持ちを
一致団結させることができると考えられています。
また逆に
不安感や
ネガティブな感情の時、呼吸は
早く浅くなりますが、その呼吸のリズムは相手の呼吸を同調させてしまいます。良い状況でも悪い状況でも
「息が合う」(※)という現象がおこるのです。
テーブルを囲むひととき、同じ香り、同じ味、同じ笑い。「ちょっと最近息が合わないな」と感じていた人ともスムーズな関係をもたらしてくれます。
実は誰も意識しない
呼吸の奥の深さ。
呼吸の神髄を知れば、あなた自身も、また人の心も変化させることができると思います。人の呼吸を変えるのは、まさに
香り。あなたも金曜日の夜は、
“香りの魔術”をつかってみては。
※Kutoda and Masaoka, Respiration Physiology & Nuerobiology, 2012
その真意は何…?彼女がいる男性が「飲み」に誘う理由