多肉植物、流木、鉱物… 見るだけで癒される図鑑 3冊
図鑑というと、ちょっと専門的なイメージがあるかもしれませんが、プロフェッショナル向きというより、もっと気軽に楽しめて写真がお洒落な本がたくさんあります。
たとえば、肉厚な葉っぱが愛らしい
多肉植物、海や森で拾ってきた“自然の落としもの”である
流木やヒトデや木の実、地球の創造物といえる
鉱物など、実際にコレクションするにはスペースが限られていて難しくても、図鑑を開けば、そこは自分だけのワンダーランド。
リアルに育てたりコレクションするもよし、見るだけで癒されるもよし、そんな本を3冊ご紹介しましょう。
「多肉植物図鑑」でお気に入りの多肉植物を見つける楽しみガーデニングといえば、花やプランツ類と決まっていたのは昔のこと。今は、苔、盆栽、サボテン、エアープランツなど、多種多様な植物たちが一般的になりました。なかでも、多肉植物の人気は目覚ましいものが…。カフェやインテリアショップなどでもよく見かけるようになり、気がつくと欲しくてたまらなくなっていました。
私はまったくの初心者ですし、本格的にたくさん収集して育てられるわけもなく、恐る恐る購入したのが本書。あまりに専門的だと挫折しそうな自分にはぴったりの、お洒落でカジュアルな図鑑です。コロンとした多肉たちの可愛いこと! 表紙に「ぷっくり可愛い、ちょっとグロテスク」とありますが、まさに、そこが多肉植物の魅力ではないでしょうか。
多肉植物を扱う専門ブランド
「sol×sol(ソルバイソル)」のクリエイティブディレクター・
松山美紗さんが著者なので、多肉植物の種類や育て方のみならず、
寄せ植えの写真や
ヒントが載っているのも楽しいです。丸い器や長方形の鉢を選んだり、シンボルツリーを中心に置いてサボテンを周囲に配してみたりと、センスが素敵! アンティークの鉢や漆の器を使ってユニークに寄せ植えしてみたい、というのが私の将来のささやかな夢です。