連載記事:ダンナのトリセツ
“かまってちゃん”になり過ぎていない?【ダンナのトリセツ 第3回】
■自分の世界観を持つことで魅力が高まる
ご主人が、いつまでも追いかけてしまうような自慢の奥さまであるために、少しでもいいので“自分らしい世界観”を持つようにしてみてください。
自分の世界があり過ぎて、ご主人をほったらかしにしてしまうことはいけませんが、「らしさ」を意識し、みなさんなりの魅力を持ち続けられるようにしてみましょう。
今からでも“好きなこと”“やってみたいこと”に挑戦し、自分なりの世界観を導き出すのです。
それは、どんなことでもいいのですよ。
習い事や勉強などをしてみてもいいでしょう。
時間的にゆとりがなければ、自宅でできる家庭料理やストレッチなどを極めてもいいかもしれませんね。日常の何気ない、特別感のないことでも、あなたを輝かせるきっかけになることは身近にたくさんあります。
■愛情尺度の高まり
自分の妻が魅力的であればあるほど、ご主人の愛情尺度が強まります。ここでいう魅力というのは、見た目だけではなく、人生の楽しみ方や何気ない笑顔。
ほどよい心の距離感を保ちながらも、一緒にいると幸せを感じる。そんな、手放したくない相手と思わせる関係性を築いていきましょう。
愛情尺度
1. 親和・依存欲求:相手と一緒にいたい、相手がいないとつらくなる気持ち。
2. 援助傾向:相手のためであれば、犠牲をはらうこともいとわない気持ち。
3. 排他的感情:相手を独り占めしたい気持ち。
また、自分の身内や、領分として自分との関与が強いことほど、その対象に対する関心が増す“自我関与効果”も見られ、さらにご主人にとって妻であるみなさんが特別な存在になっていくのです。
ダンナのトリセツ その3
かまってちゃんになりすぎず、どんなものでも良いので、“自分らしい世界観”を持ってみましょう。きっとダンナさまの愛情尺度が強まるはず!
心から何気ない日常を楽しみ、笑顔の毎日を送っていると、必然的にご主人からの歩み寄りも見られるようになります。無理をしなくても、頑張り過ぎなくても、お互いを尊重しあえる関係。
ぜひとも、築き上げてくださいね。
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