連載記事:坪田あさみのインテリアコーデBOOK
せまい部屋を「ちいさな照明」でセンス良くグレードアップ【坪田あさみのインテリアコーデBOOK #3】
あなたは照明にこだわっていますか?
最近は分譲でも賃貸でも最初から照明器具がついていますが、たいていの場合、無難な蛍光灯だったり、個性のないデザインだったり…。
もちろん、そのままでも明るさという基本的な役目は、ちゃんと果たしてはくれます。
でも、照明って目立たないようでいて、お部屋の雰囲気をかなり左右する存在。
備え付けの照明をやめて、自分好みのデザインや明るさにかえてみるのも、インテリアをグレードアップするのに有効な方法。それほどお金はかかりません。
これまでお話してきたとおり、我が家は50平米程度のせまいマンションです。有名デザイナーの大胆な照明器具はまったく似合いません。
あれは空間がたっぷりあって天井もそれなりに高くないと、はえないのではないかとつねづね思っています…。
我が家のように、天井も低く、広さもない一般的な日本のマンションであかりにこだわりたいと思ったら、ちいさな照明器具を選ぶのがおすすめです。
ポイントは部屋の個性や用途に合わせ、デザインやあかりを使い分けること。
◇Asami's Answer◇
せまいマンションのインテリアをグレードアップさせたいなら「照明」にこだわる
■リビングの照明はモロッコ風のガラスランプ
我が家で使用している照明をご紹介しましょう。
まずリビング。この部屋にも以前シーリングライトが備え付けられていました。
わたしは蛍光灯のような明るすぎる青い光だと落ち着かないので、モロッコ風のガラスのランプにかえました。
リビングのライトはこのふたつ。モロッコ風のガラスのライトは旅先で購入。
これは本来、オブジェ的な位置付けの商品なので光量が全然足りないのですが、それはそれ。
夜にはグリーンのガラスから光が漏れて、とても雰囲気がありきれいなんです。朝の光の中では観葉植物のグリーンとも爽やかにマッチします。
フロアライトはトラックのもの。
光量を補うために、フロアライトもリビングに置いています。これは壁やオブジェに光をあて、その反射で明るさを楽しむためのもの。
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夜はこんな風に壁に当てて使います。
このフロアライトだけでも十分な明るさがあるので、日によってはこれだけの日もあります。ゆったり音楽を聴いたり、お酒を飲むのにぴったりです。