いよいよ夏本番! 子どもといっしょにおでかけする機会も増えてきます。せっかくなら一生モノになる写真を残したいもの。そこで、ご自身もママで子ども写真のプロカメラマンとして活躍している栗原美穂さんに、外で子どもの写真を可愛く撮るコツを伺いました。
■被写体を右か左に寄せて撮る
被写体を真ん中にするのは“日の丸構図”といい、そればかりになってしまうとワンパターンになってしまいがちです。そこで、被写体を右か左に寄せて撮ると、かわいくおしゃれな写真になります。
ここでのポイントは、背景にすっきりとした場所を選ぶこと。被写体が真ん中からずれることで背景もしっかり写りこんできますので、ごちゃごちゃとしたところではなくすっきりとした場所を背景に選んで撮るとうまくいきますよ。
■いろいろな角度から撮る
1、子どもと同じ目線で撮る
2、子どもを上から見下ろすように撮る
3、子どもを下から見上げるように撮る
など、カメラを構える角度を変えると構図のバリエーションが増えます。
子どもと同じ目線で撮った写真は「何を見ているのかな?」と想像が掻き立てられたり、上から見下ろすように撮ると上目使いのかわいい表情が撮れますよ。
■前ボケを入れてアートっぽい写真を撮る
背景を入れたうしろ姿は身体の小ささがわかって可愛い
お花やシャボン玉、明るい色でフワフワしたものなどを手前でぼけさせ、奥の被写体にピントを合わせると、ふんわりとしたかわいらしい写真が撮れます。
コツは、撮る際にぼかす対象にカメラが思い切り近づくこと。画面に対して前ボケの写り込みを大きくしたり小さくしたりすると、幻想的で絵本のような写真が撮れますよ。