2016年7月4日 06:00|ウーマンエキサイト

専業主婦が増えている? アメリカのワーキングマザーに立ちはだかる壁


■アメリカでも専業主婦が増えている理由

夫婦共働きがスタンダードなアメリカでは、夫が家事や子育てを分担するのが一般的です。 そんな環境ゆえに、女性が仕事をやめて専業主婦になると周りから驚かれる風潮があります。しかし、近ごろは女性が自らキャリアを捨て、専業主婦になるケースが増えているようです。

その背景にあるのは、高すぎるデイケアやベビーシッターの料金です。一生懸命働いても、給料のほとんどがデイケアやベビーシッターの支払いに消えてしまう。働き続けるのに多くのお金がかかるなら、家で子どもとの時間を過ごすことを選択しているようです。

アメリカでは、今年11月に大統領選挙が行われます。初の女性大統領が誕生するかどうかも、働くママたちにとって非常に大きな話題です。
しかし、最も重要とされるのは、働くママも専業主婦も安心できる社会的な保障制度の充実です。女性たちは、大統領選を生活に直結する問題としてとらえているでしょう。今後、ワーキングマザーが増えるのか減るのか、注目していきたいと思います。


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