手伝わない、気づかない! ママをいら立たせる「ぐうたら夫」に家事や育児をさせる方法
育児に仕事、家事に美容とママは毎日忙しいですよね。 “自分だけの時間”もなかなかつくれないのに、ふと隣を見ると、ヘラヘラとテレビを見ながら笑っている夫の姿が!!
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「少しは手伝ってくれてもいいんじゃないの? 仕事をしているのは私だって同じなのに…」
怒ったらいけないとは思っていても、嫌みのひとつくらい言ってやりたい気分になりますよね。
エキサイトお悩み相談室の
宇野夏騎(うのなつき)先生によると、「夫を上手に、かつ、やってほしい家事を気分よくやってもらうための方法がある」のだとか! さっそくご紹介します。
■手伝わない、気づかない、気にしようとしないのはなぜ?
もともと「ぐうたら」な性質の人もいますが、良い夫を演じるのに疲れてしまっているケースもあります。また、「結婚後は、家事はすべて妻の仕事」と決めつけている男性もいることでしょう。
男性は妻に母親の面影を重ねる傾向があり、「女性は身のまわりの世話をすべてしてくれるもの」と思いこんでいるフシもあります。
上記以外でも、仕事のストレスや現実逃避、気を利かせたつもりでとった行動で妻から叱責されたトラウマなど、「ぐうたら夫」になる理由はさまざまです。
ぐうたらでいることを責めるよりも、上手に使う方法に切りかえてみることをおすすめします。
■「ぐうたら夫」に家事・育児をお願いするときのポイント
ぐうたら夫をその気にさせるのに、頼み方はとても大切です。男心をくすぐるようなフレーズを使って、家事・育児参加をうながしましょう。
・お風呂掃除
水カビ落としは力がいるもの。背が高い男性が比較的やりやすい作業でもあり、男性にお願いしやすい家事と言えます。
“ついでに”お願いするのではなく、“感謝の気持ち”でお願いすることがポイントです。
・お願いフレーズ:「お風呂を洗ってくれたら、すごく助かる」
・NGフレーズ:「お風呂に入ったついでに洗っておいて」
・トイレ掃除
「汚い箇所の掃除はできるだけしたくない」という思いは、ママだって同じです。立って用を済ます状況が多いのは夫なのですから、自分でつけた汚れは自分できれいにしてほしいですよね。
トイレの天井やファンの掃除は背の高い男性が向いているので、あくまで「手が届かないから」手伝ってほしいことを強調するのがコツです。
まちがっても、夫のせいだけにするような頼み方は避けるようにしましょう。
・お願いフレーズ:「便器の裏とか天井のファンとか、手が届かないから掃除手伝ってくれるとうれしいなぁ」
・NGフレーズ:「あなたが汚したんだから、掃除して!」