連載記事:ダンナのトリセツ

もっと自由にワガママでいい! 妻から変える夫婦関係術【ダンナのトリセツ 第10回】


■「客観視する力」は、どう育む?

少しずつ努力していく中で、客観視する自分を育むために効果的なことは、“心身を委ねる”癖付けをするということです。

自分のメンテナンスなどを自己処理だけで終らせていると、常に自分だけとの向き合いになり、戦闘態勢から逃れられません。

心に緩みをもたらすことができなくなる傾向があるため、マッサージやエステなど他人に心身を委ねる意識を持ってみてはいかがでしょうか?

もっと自由にワガママでいい! 妻から変える夫婦関係術【ダンナのトリセツ 第10回】

私自身も定期的にパーソナルトレーニングやマッサージなどへ通っていますが、プロの手は違います。そして、他人に委ねる感覚を覚えると、本来の人間としてのぬくもりや優しさ、思いやりの気持ちが芽生えます。

気持ちにゆとりが生まれることで、変わろうとしている自分、変わった自分を冷静に受け止め、自尊感情が芽生えるとともに、ご主人に対しても穏かな気持ちで向き合うことができるようになるものです。


■意図的に “委ねワガママになる” 時間を設ける

また、普段がんばっている奥さまたちは、なかなかワガママがいえませんよね。

お子さまのご飯の支度や勉強を一緒にしていたらあっという間に時間が経ち、そして、ご主人が帰って来てまたご飯の支度… そんな毎日の繰り返しの中で、ワガママなんて言っていたら大変!

だからこそ、意図的に他人に “委ねる”時間を作り、自由にワガママが言える習慣を定期的に設けることでメンテナンスのレベルもあがります。マッサージやエステを受けることは、家族のためでもあり、女性が心身ともに美しく健康であるためのアイテムであると感じます。

「自分にご褒美♪」となると、敷居が高いので、「家族のため」「客観性や冷静な物事の考え方を身につけるため」だと少し言い訳をしながら、そういう時間を勇気を持って設けてみませんか?

・第8回 「ダンナ好みの妻になる」が意味すること
・第9回 「“ノンバーバルコミュニケーション” で、ダンナを変える
・連載『ダンナのトリセツ』


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