連載記事:住宅ローンの基礎知識・2016
Vol.5 住宅ローンの金利――10年前に家を買った私のリアルな実感
■10年前に家を買った私のリアルな実感
これから住宅ローンを組もうという人は、
「10年後のことなんて、イメージすらできない」と思うだろう。実際、私がそうだった。けれども10年前(私が家を買った当時)、5歳だった長男は、今や私立高校生。私学の学費と予備校代、部活の費用などがかかる。ともに2歳だった双子は中学受験生で、塾代が大変だ。このように、ただいま、わが家は教育費負担が山場を迎えている(涙)。
マイホーム適齢期の10年後は、教育費負担が最も重い時期。そんな時期、住宅ローンの金利がガクンと高くなったら、本当に悲劇だ。
だからこそ、「固定金利選択型」を選ぶ人は、優遇期間終了後の金利条件もしっかりチェックしておいてほしい。
次回は、住宅ローンの返済期間について取り上げる。
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