連載記事:ダンナのトリセツ

完璧で非の打ちどころのない「プロ妻」とは 【ダンナのトリセツ 第13回】

ダンナのトリセツ

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“妻”である皆さまが、より心地よい毎日を過ごすための“ご主人との向き合い方”について『ダンナのトリセツ』としてお伝えしていきます。

こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。少し前に“プロ彼女”という言葉がはやりましたね。本来の概念ははっきりとはわかりませんが、「非の打ち所がない彼女」のことを意味するようです。

完璧で非の打ちどころのない「プロ妻」とは 【ダンナのトリセツ 第13回】

© Antonioguillem - Fotolia.com


ネットで調べてみて思わず「わぁ~」と感嘆の声を出してしまいました。こんな完璧な女性が存在しているんだ…と、みなさんはご主人にとっての“プロ妻”でしょうか?

“プロ妻”の概念とは一体どういうことなのか? 今回は私の経験も踏まえて、みつめていきたいと思います。

■“プロ妻”の最初の失敗 ~筆者の場合

私は以前 “妻” という立場であったとき、前の “ダンナ” の “プロ妻” であろうと努力をしました。(もちろん当時は “プロ彼女” という言葉はありません)

夫が必要なことを分析し、彼にとって自慢ができる完璧な妻であることはどういう女性か? を考えての生活。
他人からみると「大変」と言われそうですが、私の根本的性格としては、趣味の一環のような感覚のため苦痛ではないと思っていました。

振り返ってみると、食事、掃除、好みの外見、夫が求める理想の家庭…。主軸がすべて“ダンナ”。

年齢的に若かったこともあり、多少の無理もききました。ただ、やはり無理をしているとどこかでその無理がたたるのですよね。夫が喜んでくれることは私の喜びでもありましたが、その距離感がつかめなくなった時に、体調を崩しました。

これが“プロ妻”第一弾の失敗。


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