いまやナチュラル洗剤の定番といえる
「重曹」と
「クエン酸」。ドラッグストアやスーパーで手軽に買えることもあり、家庭に常備している人も多いのではないでしょうか。
どちらも作用がおだやかな分、肌や環境への負担が少ないのが特徴。弱アルカリ性の重曹はこげつきの除去や消臭に、酸性のクエン酸は水あかの除去や除菌にと、水まわりの掃除に大活躍します。
そこで、とくに簡単で実用性が高い
5つのテクニックをご紹介します。
■1. 「重曹」をクレンザー代わりに使って、鍋の焦げ落とし!
水に溶けにくい重曹の性質を生かして、料理中にこびりついてしまった汚れや焦げを落としましょう。鍋や魚焼きグリルの焦げつきは、重曹を振りかけた後にタワシなどで磨くとみるみる落ちていきます。汚れがひどい場合は、重曹入りの熱湯に浸けおきをしてからこすり洗いをすると効果的です。
■2. 水あか&くすみ取りには、「クエン酸」スプレー
まずは水100mlに対して小さじ1杯程度のクエン酸を加え、スプレー容器に入れた「クエン酸スプレー」を作りましょう。洗面所やお風呂の鏡に吹きかけて布でふき取ると、うろこ状の頑固な水あか汚れやくすみを除去できます。
カルシウムやミネラル分が白く付着した蛇口部分には、「クエン酸パック」がおすすめ。薄い布をかぶせてクエン酸スプレーをし、30分ほど放置した後にこすり洗いをするだけでOKです。
いずれの方法でも、仕上げはしっかりと水洗いをして拭き取ることが肝心。白残りを防ぎ、ピカピカの状態をキープできます。