1LDK+DENという間取りの59㎡のマンションに、4歳の男の子を含む家族3人で暮らす
さいとうきいさんファミリー。
『狭くてもすっきり暮らせるコツ61』(宝島社)、『ものが多くてもできるコンパクトな暮らし』(すばる舎)などの著書も大人気。ライフオーガナイザ―としても活躍するさいとうさんに、
子どものために実践している整理術についてお話を伺いました。
▼さいとうきい さんファミリー プロフィール
・家族構成:夫、妻、4歳の男の子との3人暮らし
・居住エリア:東京都
・住宅形態:マンション 1LDK+DEN
blog:
http://blog.keyspace.info/
HP:
http://keyspace.info/
■子どもが「自分で考えて決める」仕組みづくり
【Point-2】
子どもの考え、視点、動作のしやすさを考えると、結果的にママを助ける一歩に。
ソファ前のテーブルで遊ぶことが多い、おえかきや折り紙は、テレビボードの一角の専用スペースに収納しています。
どんどん増えてしまいがちな、子どもの折り紙作品……勝手に処分するわけにもいかず、とはいえ無限に置いておくわけにもいきません。
さいとうさんは、こんなふうに一定量をうまくキープしていました。
「ざるに載せ、ここからあふれたら、
“どれを選ぶ?”と子どもに問いかけます。箱でもトレイでもなんでもいいのですが、こうして
枠があると
“あふれている”ということが子どもにも一目瞭然です」。
ここでの親からの声かけが、「どれを捨てる?」ではないことも、大きなポイントです。
チラシで作った飛行機も、折り紙の作品も、子どもにとっては大切なもの。どれがお気に入りか、大切に残したいか、とポジティブなほうに目を向けると、片づけの視点も大きく変わりそう。これは大人にとっても同じです。