59㎡と広くはない家で4歳の男の子を育てながら
「持ちたいものは持つ」暮らしを実践するさいとうきいさん。
ライフオーガナイザ―の資格を持つさいとうさんに、限られたスペースで心地よく、
家族みんなが幸せに暮らせる収納術についてお話を伺いました。
▼さいとうきい さんファミリー プロフィール
・家族構成:夫、妻、4歳の男の子との3人暮らし
・居住エリア:東京都
・住宅形態:マンション 1LDK+DEN
blog:
http://blog.keyspace.info/
HP:
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■お母さんだけが頑張らなくても片づく、収納アイデア
【Point-3】
家族が各自で片づけられる収納を目指せば、家事の負担は激減。
玄関まわりにも、子どもが自立する小さな仕組みづくりがありました。
玄関を入ってすぐのところに取りつけたフック。ここは、保育園から帰ったらリュックをかける定位置です。難しい収納方法ではなく、またスムーズな動線上にあることで、自然と自分で片づける習慣が身に付きます。
玄関脇のシュークローゼットは、半分を収納庫として活用しています。ここには、掃除や洗濯用品など、日用品のストックをまとめて収納。
一カ所にまとめることで、なくなったときに家族みんなが「まずここをチェック」できるので、ムダがありません。
また、玄関で準備をすることの多いハンカチや、手袋などの季節小物、子どものヘルメットもここへ。これもまた、子どもが自分で準備や片づけができる仕組みのひとつです。
手がかりのついた引き出しを使うと、小さな子どもでも出し入れが簡単。
「家事に育児、そして仕事……と頑張るママたちは、ついつい家の中もきれいに、と頑張りすぎたり、完璧を目指したりしてしまいがち。
まずは自分の
完璧志向を手放して、
ひとりだけが頑張らないことも大切です。家族を巻き込みながら、どうしたら使いやすくなるか、時には話し合うのもいいですね」。