■旅の思い出や古いもの、さまざまな「好き」をミックス
手前の壁に掛けたバッグは、アフガニスタン製。「塩を運ぶためのものだと聞きました」。立てかけた大きなミラーは、
イケアで購入。
仕事の大切なパートナーでもある、パレスチナで購入した手刺繍のタペストリー。
あちらこちらにアートや旅先で求めた絵を額装して。額縁は、旅先のアンティークマーケットで購入したものをはじめ、「Amazon」などの通販、文具や画材が豊富に揃う「世界堂」を見ることが多いそう。
ダイニングとゆるやかにソファで仕切られたこちら側は、くつろぎのリビングスペースです。このコーナーにはグリーンをたくさん集め、家族で「ジャングルスポット」と呼んでいます。
重厚なカフェテーブルは、ずいぶん前にアンティークショップ「山本商店」で購入。アジアンスタイルの凝った木彫りの装飾で、バリ島のもの。
ソファや家具の高さを低く抑えているので、空間がより広く、リラックス感もアップするよう。
家族で出かけた旅の思い出は、迷わずどんどん飾ることで、その都度、家が「我が家」にアップデートされていきます。「部屋に飾る」というのを目的に、旅先ではお土産を選んでみるのも楽しそうです。なにげない絵やお気に入りのパンフレットも、額装することでインテリアにまとまりが生まれる嬉しい効果も。
次回は、
子どもたちの作品をセンス良く飾るコツを伺います。
取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
家族がいちばん心地いい インテリアB面ストーリー