フリーランスエディターの赤木真弓です。昨年末、アメリカ・テキサス州にある
オースティンという街に、1歳の息子を連れて、
初の子連れ海外旅行に行ってきました。
オースティンはアメリカを中心にカナダやイギリスに展開する、オーガニック系のスーパーとして知る人ぞ知る、
「Whole Foods Market(ホールフーズマーケット)」の発祥の地なんです。
そんなオースティンを旅して感じた
食のオーガニック事情をレポート。子連れ旅行にも嬉しい街の魅力についてもご紹介します。
■「第2のポートランド」と呼ばれ、注目される理由とは
緑豊かでのんびりとした雰囲気ながら、ニューヨーク・ブルックリンのようなカルチャーも感じます。
テキサスと聞くと、カウボーイやビーフといった、豪快で、
“オーガニック”とすぐに結びつかないイメージを持っている人は少なくないと思います。私も行くことになるまで、その程度の情報しか持っていなかった人の一人です。
テキサス州は、アメリカ南部に位置し、メキシコと国境を接する州。日本からオースティンまではサンフランシスコやロスアンゼルスを経由して、約14時間のフライトです。
アップルやアマゾン、フェイスブックの支店のほか、多くのIT関連企業が集まっているほか、「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」や「ACL Music Festival」などの世界的に有名な音楽イベントも行われているので、音楽好きにはよく知られています。
音楽の街らしく、空港ではギターのモチーフや生演奏も行われていました。
気候も温暖で、私が訪れた11月でもコートいらずの暖かさ。夏は40度近くまで上がりますが、冬の間も半袖でいられる日が多く、3月中旬には初夏を思わせる気候になるそう。
私もハワイにいるときのように、暑すぎず寒すぎず、過ごしやすいと感じました。そんなことも手伝い、住みやすい街として人気があるようです。
今回この場所を旅先に選んだのは、ここに長く暮らす友人から、すごくいいところだと聞いていたから。友人によると「オースティンは州都でありながら、
リベラルで、すべてのカルチャーに対する寛容な姿勢が見られる街」とのこと。
近年、おしゃれな流行に敏感で、オーガニックや環境問題にも関心の高いヒップスターを中心に、アメリカ各地からの移住者も多く、
「第2のポートランド」と呼ばれている注目の街なんです。