これが100均すのこ? DIYの達人ブロガーが伝授する、ワンランク上のおしゃれリメイク術


■その2.庭にもキッチンにも似合う「ウッドラック」

これが100均すのこ? DIYの達人ブロガーが伝授する、ワンランク上のおしゃれリメイク術

エキサイトブロガー pinkoさんのブログ『すのこDIY☆ガーデン&キッチンラック』より


安くて扱いやすい「100均すのこ」ですが、そのまま使っただけだとちょっとチープな感じになることもしばしば…。「でも、組合せをちょっと変えて、色もひと工夫してみるとぐんとおしゃれな印象に変わりますよ」と教えてくれるのは、こちらもDIYの達人ブロガーとして人気のエキサイトブロガー、「pink pinko life」のpinkoさん。

室内ではかわいいキッチンラックとして、また庭やベランダでは、春の訪れとともにガーデニングがしたくなるようなプランタースタンドとして…。pinkoさんの手にかかれば、100均すのこもワンランク上のこんなにおしゃれな「ウッドラック」に大変身するのです。

<作り方>
このウッドラック、左右に2枚と棚板に3枚で、合計5枚のすのこを使っているそうです。側面部にあたる左右のすのこは、半分から上を階段のように板2枚を残して糸ノコでカット。

このとき、左右対称になるようにするのを忘れずに。いちばん上の段の「天板」となるすのこは、板を2枚残してカットします。
あとは組み合わせやすいように、「中板」と「底板」になる左右の端を少しカット。中板は、奥の2枚分だけ、底板は5枚ともに少し外側をカットしてから、すべてのすのこを組み合わせていくそうです。

これが100均すのこ? DIYの達人ブロガーが伝授する、ワンランク上のおしゃれリメイク術

「接着方法は瞬間接着剤で仮止めし、そのあと木工ネジでしっかりと固定すれば難易度も下がり、作品の完成度があがるのでおすすめです」とアドバイス。そして、「ペイントや装飾板など主役を引き立てるための脇役も、忘れてはいけない大切な要素」というpinkoさん。

ホームセンターで売られているヒノキ板を手に入れ、すのこの幅に合わせてカットしてから、ラックの正面にヒノキ材を接着するのもpinkoさん流のおしゃれポイントのようです。

<ペイントのコツ>
さわやかなブルーグリーンの色は、ミルクペイントという、ミルクを使って作られた天然成分の水性塗料を使ったそう。肌にやさしく、ペンキ特有の臭いがしないので、女性でも使いやすい塗料だといいます。

「ホワイトとブルーの塗料を混ぜて、春らしく鮮やかな水色で全体を塗ります。
身近なところではホームセンターのペンキコーナーで入手できますし、もちろんネットでも購入可能です」というのでチェックしてみるといいでしょう。

これが100均すのこ? DIYの達人ブロガーが伝授する、ワンランク上のおしゃれリメイク術

エキサイトブロガー pinkoさんのブログ『すのこDIY☆ガーデン&キッチンラック』より


あとは好みでラベルなどを貼ればさらにおしゃれ度がアップ。細かいところにもこだわってみるとワンランク上のすてきな作品が仕上がるというわけです。

なかには「DIY初心者の私でも、こんなにすてきにできるかしら…?」と思う方もいるかもしれませんが、「それは大丈夫」とpinkoさん。

「糸ノコさえ使えれば初心者さんでも簡単に作れると思います。糸ノコはホームセンターで300円くらいで買うことができますし、まったく力を使わないでカットできるので、DIY初心者でも難しいことはないと思いますよ」と心強いアドバイスをしてくれました。

その際、「ぶっつけ本番で作るのではなく、事前に作りたいものの形をしっかりイメージし、簡単な設計図を書いておくと失敗なく作れます」と加えます。それでもちょっと不安な方は、週末、ご主人といっしょにトライしてみるのも楽しいかも。



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