連載記事:<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ
にゃあ~んの声が聞こえてくる、かわいくてたまらない「ねこ絵本」<絵本ナビ監修>絵本をえらぶ Vol.46
ぼくのにゃんた
作:鈴木 康広/出版社:ブロンズ新社
「ぼくのにゃんた」(絵本ナビ紹介ページ)
にゃべ、まにゃいた、バニャニャ、ニャッフル、ドーニャツ、ビスキャット。いつも仲良しのにゃんたは、少し風変りのねこ。
でもある日、友だちがぼくにいった言葉に驚き、いなくなってしまった…。ユーモラスたっぷりでちょっと切ない少年とねこのお話は、気持ちをゆる~くさせる不思議な世界観をかもしだしています。人気現代アーティスト、鈴木康広さんの初めての絵本です。
ヨクネルとひな
文:LEE/絵:酒井 駒子/出版社:ブロンズ新社
「ヨクネルとひな」(絵本ナビ紹介ページ)
ひなちゃんの家にやってきた、やせほそったのらねこ。からだをきれいにふいてあげると、あらわれたのは大きな青い瞳。
ひなちゃんは、子ねこをそうっとだいてみます…。絵本のなかから抱き上げ、やさしく包んであげたくなる子ねこが愛らしく、自然と顔がほころびます。「ヨクネル」の名づけにもほっこりしますね。
絵本なら「ねこ」の特徴や習性、種類もすんなり頭にはいってきそうです。ストーリーを読み進めるうちに「自分と似ているなぁ」と感じたり、危なっかしさにはらはらと心配になったりすることもあるかもしれませんね。魅力たっぷりのねこたちに、ぜひ会いにいってみてくださいね。
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