格安スマホとは、MVNOと呼ばれる事業者が、大手携帯会社の通信網を借りて出しているスマートフォンのこと。言葉だけ聞くと、なんだかスマホの機能や通話品質が劣っているように思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。
格安スマホの通信料金は事業者により異なりますが、大手携帯会社と契約中の人ならば、乗換えると月々3,000円前後の節約効果が期待できます。そのため、近年乗り換える人が増えているそうです。
ただし、契約変更するだけで節約できるなら、すぐにでも切替えたいところですが、まだなじみの薄いサービスとあって、不安を抱く人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は格安スマホに乗り換える前に確認しておきたい4つの“D”をご紹介します。
■DAY-契約更新月を確認する
大手通信会社と契約している場合、契約更新月に解約しないと違約金が余計にかかってしまいます。そこで、契約更新月をチェックし、違約金がかからない期間を確認しましょう。
確認方法は会社により異なりますが、主に以下の方法があります。
・会員専用アプリを見る
・会員専用ウェブページを見る
・カスタマーセンターに問い合わせる
・ショップで尋ねる
■DEMERIT-格安スマホでできないことを理解する
格安スマホの主要なデメリットは@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールが使えないことです。
なお、無料で使えるメールアプリなどをインストールすれば、基本的にキャリアメールと変わらず利用することができます。昔はキャリアメールでしか登録できないサービスもありましたが、近年の格安スマホの普及に伴って、そのような縛りは減少傾向にあるようです。また、大手携帯会社と連動した年齢認証が必要なアプリでは一部機能が制限される場合があります。
なお、通信の質面で、使える範囲が狭くなったり、速度が遅くなったりするのではという心配もあるようですが、まず使える範囲については、ほとんどの事業者が大手携帯会社の通信網を借りているため、心配はないと言えるでしょう。
通信速度については、混雑具合にもよるため一概にいえないところがあります。速度を公開している事業者もありますが、実際は使用状況により大きく異なります。
速度にこだわりがある場合は、ウェブのクチコミサイト等をチェックしてみてください。
■DATA-自分の使用量を知る
毎月の通信量をチェックし、今後どれくらいの量を使いたいかあらかじめ決めておきましょう。どれくらい使っているかわからない場合は、エキサイト株式会社が運営しているエキサイトモバイルが
目安を出しているので、この表を見ながら、何GBにするか決めましょう。
毎月使う量が変わるなど、決められない場合は、使ったら使った分だけ支払う従量制プランで契約するのがおすすめ。
従量制を採用している事業者は少ないものの、エキサイトモバイルには
従量制のプランがあるので、気になる方はチェックを。
■DEVICE-ほしい端末の目星をつけておく
格安スマホ端末はたくさんあります。事業者によって扱っている端末が異なるため、先に必要な条件を念頭に入れておいた方がスムーズです。たとえば、「指紋認証は絶対に欲しくて、なるべく軽い端末。カメラは普通でOK」など、自分にとって欠かせない機能をまとめておくとよいでしょう。
ちなみに、上記の条件をすべて満たすおススメ端末はHUAWEI nova。片手で操作できるコンパクトさのうえ、バッテリー容量やセルフィーのきれいさの面でもオススメしたい一台です。エキサイトモバイルで
購入できます。
なお、ドコモのスマホをお使いの場合、ドコモ系のMVNOなら端末を変更せずに格安SIMを購入するだけでそのまま使えます※。
エキサイトモバイルでは、格安SIMのみの購入もできます。
※稀に使えない端末もありますので、希望するMVNOにてご確認ください。
■まとめ
以上の4つのポイントを確認しておけば、だいたい準備OK。次は、具体的な乗換方法を3つのステップに分解して解説します。
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