子どもの不調は「ママの手」でケア! 元気がない時は、ココをもんであげよう!


■触れ方3:足裏もみ 足裏をもんで疲れをとる

「地に足をつけて生きる」というように、足裏をしっかり大地につけて、大地からエネルギーをもらうことは大切。そのためには、足裏の疲労を取り除くのが一番です。

お風呂あがりに足裏をもんであげましょう。「湧(ゆう)泉(せん)」というツボは全身の疲労(とくに腰、足などの下半身中心)の回復、冷えやむくみの改善に役立ちます。足の疲れをとって、明日もしっかり足を踏みしめられるようになれば、大地からいっぱいエネルギーを取り入れられます。

「湧泉」を指で少し強めに押しましょう。1か所をゆっくりぐーっと押し込むようにしてもみます。


■触れ方4:背中もみ 背骨の両脇は大切なツボでいっぱい

背骨の両脇には内臓へ影響を及ぼす重要なツボが、同じ幅で上から下まで並んでいるそう。そこを指でなぞるようにしてもむと、一度にたくさんのツボが刺激され、手軽に体調を整えられるといわれています。

背骨の親指半分だけ外側部分を上から下まで指でなぞるようにしてもみましょう。※背骨は中に神経が通っているので、背骨を直接もむことは避けましょう。

また、背骨の両脇をもむうちに、デコボコや片側だけ上がっていたり硬かったり、という不調にも気付くことができるそう。「いつもほおずえをついているからかな」など生活習慣の気付きや予防に役立てられそうです。

できるケアから始めてみるといいですね。雨にもじめじめにも負けず元気に過ごせそうです。


子どもにしてあげるだけでなく、たまには子どもにしてもらうのも、良いスキンシップとなっていいかもしれません。ぜひお試しください。

取材協力
高橋みど里
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師。国家資格取得後、オーストラリアや日本国内で鍼灸マッサージに従事。現在は障がい児向けの訪問医療マッサージ『cocoroll』も手がける。著書に『お灸で冷えとり』『子育てをラクにする魔法のツボ』、共著に『とつきとおかの安心ママ手帳』がある。

cocoroll http://www.cocoroll.com/
イラスト:すずきあさこ


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