2017年7月4日 07:00|ウーマンエキサイト

心屋仁之助塾がアドバイスする「家族の暴力」【心屋仁之助 塾】



でもきっと、あっこちゃんさんは「自分の欠けているところ」を元ご主人やお子さんに優しく支えてもらい、フォローしてほしかっただけなのですよね。

しかし、相手も同じように「ダメなところ」「できないところ」「頑張ってもあなたの期待に応えられないところ」を持っていた。あなたに喜んでもらえるように一生懸命頑張っても、なかなか認めてもらえないから、最終的にすねてしまっていた。

そんな彼らの姿は、実はあなたの心の中にいる「小さな頃のあなた」なのかもしれません。

そろそろ、このすねて反抗している”小さなあっこちゃんさん”を許してあげませんか。その子に向かって、下記のような”魔法の言葉”を口に出して伝えてあげてください。

「大切な人をがっかりさせる自分でもいい」
「ちゃんとできない私でもいい」
「ダメなまま、暮らしていってもいい」
「できない自分、おかえり」
「頑張っても報われなかった自分、おかえり」
「そのまま幸せになってもいいよ」
「今まで私の期待に応えようと頑張ってくれてありがとう」(自分の中の小さな自分に向かって)

あっこちゃんさん、もうちゃんとできなくても、そんな自分を許していいよ。ダメなところがあっても、のらりくらり、もっと力を抜いて、しあわせに生きていいよ――。


「あなたがダメな自分を許し始めた瞬間から、世界は変わる」と信じてみてください。

息子さんがゲームにかまけていても、あなたは知らんぷりして、勝手に好きなことを楽しんでください。アイスクリームを買いだめしたり、SNSにはまってみたり、カラオケに行ったりしてみてください。

自分解放宣言をして、「見張り」をやめたあとの世界がどう見えるようになるのか。ぜひ確かめてみてください。

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